バイクをきれいに保つ2つの洗車方法

バイクをきれいに保つ2つの洗車方法

こんにちは、RYUKYU RIDERです。

バイクを綺麗に保つには、洗車は有効な手段です。

バイクを定期的に洗車すれば、バイクが錆びないばかりか太陽光による塗装のクリア剥げや色あせを防ぐことができます。バイクの洗車は立派なメンテナンスのひとつなのです。

そんな洗車ですが、じつはやり方が二つあるのをご存知でしょうか。

その二つとはズバリ、「水をつかう洗車」と「水なし洗車(拭き洗車)」です。

この二つはそれぞれメリットとデメリットがあります。

そんなわけで今回は二つの洗車について解説していきます。

水をつかう洗車

水をつかう洗車とは、その名の通り水をジャブジャブかけながら洗剤をつかって行う洗車方法です。

これは車でも行う方法ですし、スタンダードな洗車ですよね。

家の外に水道があればホースを引っぱって洗車できますが、ない場合はコイン洗車場で洗車することになると思います。いずれにせよ、水と洗剤をつかう洗車はバイク洗車の基本です。

ちなみに、水をつかう洗車は水と洗剤、あと拭きタオルがあればできるのですが、メリットとデメリットがあります。

水をつかう洗車のメリット

水をつかう洗車のメリットはズバリ、砂埃や泥が落ちやすいということです。バイクの表面を傷つけることなく、水を流すだけで表面の汚れをきれいに落としてくれます。

また、水をつかう洗車は潮を浴びたバイクにも有効です。

海沿いをバイクで走ることはたまにあると思いますが、潮風には必ず塩分が含まれています。それをそのまま放置すればバイクが錆びるのは必至。それを防ぐのが何を隠そう水をつかう洗車なのです。

潮をかぶったバイクには水をつかって洗車するのが有効でして、沖縄のような海岸沿いを走ることが多いバイクには最適な洗車方法といえます。

水をつかう洗車のデメリット

水をつかう洗車のデメリットは、手が届かない箇所の水気を完全に拭きとることができないということです。そのため、洗剤が混ざった水分や水気がもしもバイクに残った場合、水アカになったり最悪な場合は錆びたりもします。

バイクの形状は複雑なので、水はあらゆる場所に侵入していくわけです。そして複雑が故に、完全に拭き取ることもできない。

つまり、錆からバイクを守ための水をつかう洗車は、拭きこぼれによりサビを誘発してしまうかもしれないということ。これはもう本末転倒な話です。そんなことにならないためにも、水をつかう洗車には、ひと手間を加えましょう。

何をするのかといえば、洗車をおこなったあとに、バイクを暖機するか軽く走らせるということです。

この手間を加えることで水気は蒸発し、水垢や錆は発生を防いでくれます。

洗車のあとにバイクに乗るのは少し面倒かもしれませんが、水をつかう洗車には必要なことです。

【注意】コイン洗車場でバイクを洗車するとき

コイン洗車場でバイクを洗車するときは、少し注意が必要です。

コイン洗車場の水は高圧噴射なので、かなり水圧が強いです。そのため、バイクの近くで直接かけるのではなく、少しばかり離れてかける必要があります。

バイクは、機械類が剥き出しになっている乗り物です。エンジンだけじゃなく、電装系のコードや小さなスイッチ類などが多々あります。これらの部分に高圧の水がかかったら、やはりダメージとなるわけです。なので、コイン洗車場で水をかけるときは、少し離れておこないましょう。

なお、水をかけるときは真横ではなく上からかける方がいいです。

バイクは横からの水に耐えられません。一方、上からの水には雨が降ることを想定されているので、耐えることができます。ですので、コイン洗車場での水かけも上からおこなうようにしましょう。

水なし洗車(拭き洗車)

水なし洗車とは、文字通り水を使わない洗車のことでして、最近は「拭き洗車」とも呼ばれたりします。

昔は、水をつかう洗車の方がスタンダードだったのですが、最近はケミカルの進化により、水を使わないでも洗車することができるようになりました。

水なし洗車(拭き洗車)は、結構、手軽にできるのでバイク乗りにはお勧めしたい洗車方法です。とはいえ、この水なし洗車(拭き洗車)にもメリットとデメリットがあります。

水なし洗車(拭き洗車)のメリット

水なし洗車(拭き洗車)のメリットは、なんといっても水気の拭きこぼれがないということです。その結果、サビの心配がいりません。

そもそも水を使わないので、水による錆はないわけです。

また、水なし洗車(拭き洗車)は、水をつかう洗車と比べて時短です。洗浄クリーナをつかって、拭き上げるだけなので、手間がかからないのです。忙しいライダーには最適な洗車方法だといえます。

水なし洗車(拭き洗車)のデメリット

水なし洗車(拭き洗車)のデメリットは、完全に汚れをとることができないということです。

これは、手が入らない箇所の拭きこぼれとは逆の話でして、水なし洗車(拭き洗車)では手が入らない箇所の洗車はできないということです。そのため、汚れが溜まる可能性があります。

まぁ、バイクをバラすことができれば水なし洗車(拭き洗車)でも完全に汚れを除去することはできると思いますが、この辺は少々、面倒ですよね。

とはいえ、バイクのDIYが得意な人なら、水なし洗車(拭き洗車)は向いているかもしれません。

まとめ

さて、まとめます。

個人的には、バイクの洗車は水なし洗車(拭き洗車)がいいと思うのですが、しかし、潮風があたるような場所、または台風の多い地域には、水をつかう洗車が有効です。

RYUKYU RIDERは沖縄住みなので、潮風も台風もふつうにあります。ですので塩害からバイクを守ために、たまに水をつかう洗車をおこないます。

まぁ、これは時と場合によるので、水あり洗車か水なし洗車(拭き洗車)かは、ライダーが考えて使い分けるといいでしょう。

というわけで、今回は以上です。