こんにちは、RYUKYU RIDERです。
ぼくはスズキのGSX1300R隼とホンダのCB750(RC42)に所有しているわけですが、この2台はまったく違うバイクです。片やカウルのツアラーバイク、片やミドルクラスのネイキッドバイクです。
隼とCB750とでは真逆というか異色なので比べるのもどうかと思いますが、大型バイクという括りでいえば同じですよね。というわけで比較してみました。
おそらくこの2台を比べられるのは、今のところ、所有している僕だけかと思います(たぶん)。というわけで今回は、隼とCB750の2台を乗りくらべてわかったことを記事にします。
GSX1300R隼とCB750(RC42)を比較
GSX1300R隼とCB750(RC42)の比べ方は以下の4つです。
- エンジンフィーリング
- 足回り
- 取り回し
- 燃費
それぞれ順をおって解説していきます。
エンジンフィーリング
隼とCB750のエンジンフィーリングを比べてみました。
最高速がバカっ速い隼とエンジン構造が古い設計のままのCB750を比べるのはどうかと思いますが、一応、比較をしてみます。
隼のエンジンフィーリングはさすがとしか言いようがないです。エンジンのレスポンスはピカイチで、しかも、パワーも強烈です。アクセルを少しひねるだけで加速し、すぐに速度100キロを超えてしまいます。隼は恐ろしいバイクですね。
一方、CB750は違います。CB750のエンジンフィーリングは、緩やかに伸びていく感じです。とは言え、トコトコというよりは、そこはやはり大型バイクでして、しっかりと速度がでる感じです。隼のようなドッカーンというエンジンフィーリングはないですが、思った通りに加速してくれるバイクなので気持ちいいです。
速さをとるなら隼、バイクらしい走りを求めるならCB750って感じですね。
足回り
隼とCB750の足回りを比べてみました。
まず隼からですが、エンジン同様、足回りも最高です。路面に吸い付くようなサスペンションとショックが、どんなにスピードを出してても安心して乗ることができます。急なデコボコがあっても、それに対応する事ができる足回りは、隼が乗りやすいという証でしょう。
一方、CB750はとうと、少しだけ不安はあるかもしれません。とくにフロント周りの剛性は低いように感じます。まぁ、隼と同じような速度で走るのならCB750の足回りでは不十分ですけど、でも、公道の制限速度内であれば十分な走りをしてくれます。
つまり、公道だけじゃなくサーキットも使える足回りが隼で、公道オンリーならCB750だという事です。
取り回し
隼とCB750の取り回しですが、どちらも大型バイクなので、取り回しが辛いと思うかもしれません。が、隼とCB750を比べた場合、やはり隼の方が取り回りはきついです。
まぁ、隼の方が車重300キロ近いので重いのはしょうがないですが、それに比べるとCB750の方は車重200キロちょっとなので軽いですね。
しかし、取り回しの感じでは、CB750の方は隼の半分くらいの感じで取り回す事ができます。これは砂利道での取り回しや坂道など、ちょっとバイクにとっては立ちゴケしそうな場所でもCB750なら難なく取り回せることができます。
まぁ、CB750はネイキッドのバイクなので、ハンドルがバーハンですから取り回ししやすいです。一方、隼の方はハンドルがセパハンなので取り回しはしずらい。
取り回しだけで言えば、CB750の方が安全にできる気がしますね。
燃費
隼とCB750の燃費ですが、「GSX1300R 隼の燃費」と「CB750 RC42の燃費」でも検証した通りで、あまり違いはありません。
いずれも約17km〜20kmほどの燃費です。
個人的には隼もCB750も燃費がいい方だと思います。
GSX1300R隼とCB750(RC42)を比較してわかったこと
GSX1300R隼とCB750(RC42)を比較してわかったことがあります。
それはGSX1300R隼の性能は最高だという事です。一方、CB750はというと、それなりのバイクといえます。CB750のことをそれなりと書きましたが、別にネガティブな意味ではなく、本来のバイクという意味です。
たとえば、隼のようなバイクは、ちょっと特質なバイクでして、公道では持て余す気がします。それに比べてCB750は一般道路に適したバイクですし、ここ日本の道には合ったバイクだと思いますね。
それに加えてもうひとつ気づいた事があって、それは「カッコいいバイク」と「気持ちいいバイク」は違うということ。
カッコいいバイクとは隼の事です。車重もあるフルカウルのバイクを乗りこなすのは、やはりカッコいいですね。
一方、CB750はというとカッコ良さでいえば隼に劣るかもしれません。しかし、エンジンを回したときの気持ちよさはCB750にあります。CB750はとても気持ちいいバイクなのですよ。
今回の比較で、この違いに気づけたことは大きな収穫でした。バイクを選ぶときの指針になるし、バイクとどう付き合うかの判断基準になると思います。
僕の今の率直な感想は、バイクは気持ちいい方が愉しく乗れるのではないか、と思っていますが、いかがでしょうか。
まとめ
さて今回は、GSX1300R隼とCB750(RC42)を乗り比べてわかったことを記事にしました。
双方の性能を比べるつもりでしたが、それだけじゃなく思いがけない気付きがあって良かったです。これからもGSX1300R隼とCB750(RC42)と対話していこうと思います。