隼のレバー(ブレーキとクラッチ)を社外品に交換しました。
いつものように自分で交換したのですが、今回はただの見せかけではなく明確な目的がありました。
というわけで、隼のレバーを社外品にした理由とその交換手順を紹介したいと思います。
隼のレバーを社外品にした理由
隼のブレーキレバーとクラッチレバーを社外品に交換した理由は、破損防止のためです。
例えば、隼で立ちゴケしてしまった場合、純正レバーだと走行不能になるほどの大きなダメージを受けます。
大きなダメージとはレバーが曲がるか、または折れてしまうということです。
もし、クラッチレバーが折れればクラッチをきることができません。逆に、ブレーキレバーが折れれば、フロントブレーキを使うことができません。
いずれにせよ、走行不可能な状態に陥ります。
ですので、クラッチまたはブレーキレバーは純正ではなく社外品がいいのです。
なぜ、社外品がいいのか。
それは、社外品のレバーであれば、レバー部分が可動式になっているため折れる心配がないからです。つまり、仮に立ちゴケした場合もレバーの先が可動してくれるので、破損を防いでくれるのです。
レバーは機能的になにかが向上するパーツではありませんが、走行に関わる重要なパーツですので、カスタムは考えるべきところでしょう。
交換したレバーは「Dimotiv」のレバー

今回、交換した社外品のレバーは「Dimotiv」のレバーです。
Dimotivとは、欧州を中心に輸出展開している台湾のオリジナルパーツメーカーで、BMWやDUCATI、HONDA、KAWASAKI、SUZUKI、YAMAHAなど、日本国内メーカーの商品も開発している会社です。
Dimotivには、レバー以外にも数々のバイクパーツがあります。


海外のメーカーですが、ものはしっかりとしています。
アルミ製で丈夫にできたレバーです。
隼のレバーを社外レバーに交換する手順

ここからは、隼のレバーを交換する手順を紹介しましょう。
隼のレバーを交換する手順は簡単です。
まず、レバーを留めているボルトを外します。前期型の隼の場合は、上がマイナスのボルト、下が10mmのナットで留められている為、それを外します。
使う道具は、マイナスドライバーと10mmのレンチです。
レバーが外れたら、あとは逆の手順で取り付けます。

ただ、ひとつだけ注意です。
それは取り付ける前にグリースを塗ることです。
レバーにグリースを塗らないうとレバーの動きが渋くなりますし、サビも発生するかもしれません。ですので、取り付ける前は必ずグリースを塗るようにしましょう。
ちなみに、グリースはなんでも結構です。よくホームセンターに売っている安いもの(万能グリス)でも大丈夫です。ただ、こだわりがあるならワコーズのグリースがお勧めです。
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酸化安定性・耐水性・耐候性などの効果があるので、やはり他のグリスとは質が違います。なので、余裕があるならワコーズのグリスも検討してみてください。
というわけで、今回は以上です。