バイクに乗り続けていると、足元で体重や振動を受け止めるステップラバー(フットレストラバー/グロメット)は知らず知らずのうちにすり減っていきます。気がついたら「ゴムが裂けていた」「削れてえぐれていた」という方も多いです。
ステップ周りはアッセンブリー(一式)で交換する方法もありますが、ゴム部分(グロメット)だけであれば純正部品を取り寄せてDIYで手軽にリフレッシュが可能です。
今回は、スズキ・GSX1300R隼のフットレストラバーを新品の純正パーツへ交換する手順を、使用工具や作業時のポイントとあわせて詳しく解説します!
使用する工具・パーツ
1. 使用するパーツ(スズキ純正部品)
- フットレストラバー(グロメット)左右分:品番4355024F00
- 固定用の長いビス(ネジ)左右分:品番021420535B
- 固定用の短いビス(ネジ)左右分:品番021420525B
注意点: ビスは「手前側(短いビス)」と「奥側(長いビス)」で長さが異なります。パーツリストを確認の上、ラバー交換に合わせて新品を用意しておくと安心です。
2. 使用する工具
- プラスドライバー
- ネジ頭を舐めないよう、しっかりとサイズの合ったものを使用します。
- 最初期の緩め作業には、しっかりトルクがかけられるL型ドライバーやラチェットドライバーなどがあると作業がスムーズです。
フットレストラバーの交換手順
作業の流れ自体は「ビスを2本外して古いゴムを取り、新品を挟んでネジを締める」というシンプルな構造です。
ステップ1:現状の確認と古いラバーの取り外し
- ステップ下側にある固定用プラスビス2本を緩めて外します。ネジ山を傷めないよう、しっかりと押し込みながら回すのがコツです。
- 外したビスを確認すると、手前が「短いビス」、奥側が「長いビス」になっています。
- ビスが外れると、ステップの上下で挟み込まれていた古いラバーがパカッと外れます。元の固定にネジロック剤は塗布されていないため、取り付け時もネジロックなしで進めます。
ステップ2:新品ラバーのセットと仮止め
- 新品の純正ラバーをステップの位置に合わせてはめ込み、下側の固定金具で挟み込みます。
- ビスの長さに注意してセットします。
- 手前側 = 短いビス
- 奥側 = 長いビス
- 最初は手締めで軽く回し、ネジ山がまっすぐ噛み合っていることを確認します。
ステップ3:本締めと固定
- プラスドライバーを使い、しっかり押し付けながら均等に締め込んでいきます。
- ネジの頭を舐めない程度の適切なテンションを意識し、確実に固定します。
- ガタつきがないか確認できたら片側が完成です。
ステップ4:反対側も同様に交換
反対側も同じ手順でビスを外して古いラバーを取り外し、手前(短)・奥(長)のビスを間違えないように新品を組み付けて締め込みます。
まとめ
フットレストラバーは足元で常に踏みつけられる消耗品ですが、パーツさえ取り寄せてしまえば特別な専門工具を必要とせず、短時間でDIY交換が可能です。ステップのゴムが新しくなるだけで、バイク全体が引き締まり、ライディング時の足元のグリップ感や気分も大きくリフレッシュされます。
ラバーのひび割れやすり減りが気になっている隼オーナーの方は、ぜひ愛車のメンテナンスにチャレンジしてみてください!