秋を感じる空だったもんだから、沖縄の金武町まで隼を走らせたんだ。一応、目的地があってね、ちょっとした沖縄料理店を目指して行ってみたわけ。俺の最近のマイブームが、沖縄の食堂巡りをしていること。カフェとかオシャレなやつじゃなくてね、なんというか沖縄の家庭料理というか、昔ながらの料理があるお店を開拓したくてね、バイクに乗りながら探訪しているんだよ。で、今回行くところもそんなお店で、行く前にもGoogleマップで営業時間を確認していたんだ。けれど、行ってみたら「終了したました」という標識が立っている。売り切れなのか、そもそも休みだったのかはわからないけど、昼飯にありつけない状況だ。並びにあった食堂も同じく閉まっててね、正直まいったよ。
で、近くに何かないか考えたら、宜野座村にある車海老の食堂があったのを思い出して、そこに行くことにしたんだ。久しぶりの店だから、行く途中、少し迷ってね、でも無事たどり着くことができた。時間は午後2時を回っている。ランチタイム終了か、または売り切れかもの予想はしてたけど、なんとか大丈夫なようで遅い昼飯にありつけることができたんだ。
店 名:車えびレストラン 球屋 直営店
所在地:〒904-1302 沖縄県国頭郡宜野座村宜野座1008
営業時間:11:00〜18:00
電話番号: 098-968-4435
頼んだのは天丼。沖縄で養殖している車海老をつかってて新鮮なもんだから、ものすごく美味かったなぁ。エビが大きくて、それでいて身もぎっしりと詰まっていて、「これぞ海老だ!」という主張がとてもある。勉強させてもらいましたよ。

車海老を食べた後は、口直しというかスイーツが食べたくなってね、これまたどこに行こうか悩んだ。近くに洒落た店はない。であれば、宜野座の道に行けば何かしらあるかもと思ってね、行ってみることにしたんだ。が、道中、完全に逆方向に走っているのに気づき、すぐさまUターン。隼のアクセルを捻って走らせた。太陽も傾きはじめている。店が閉まる前になんとか宜野座の駅に到着し、目当てのスイーツを探してみたんだ。ない。何もない。口はプリンだったから、手作りのプリンでもと思ったが、店にはないようだ。かといって、コンビニのプリンじゃなんか違う。もう俺はね、不貞腐れて普通に自販で少し甘い飲み物をかって飲んだよ。
北部までは目前。で、陽も暮れているから海岸で夕日でも見ようと思った。気を取り直して、隼にまたがり、北上することにしたんだ。車海老はめっちゃ美味しかったけど、今日はなんか目的とする場所がなんかいい感じで収まらない。ま、終わりよければすべてよし、という言葉もあるんで、綺麗な夕日でも拝んでくるかと思ったわけ。天気もいいし。
名護の許田に入ってからアクションカム(GoPro)の撮影を開始した。そしたら、数分してからピーという音。電池が切れた。バッテリーがない。はい、道中の赤く染まりかかった空も、綺麗な夕日も撮影することはできなかった。俺はね、ため息をしながら、そいのまま夕陽が見える海岸まで走らせたさ。

この日は、なんだかツイていない日だったなぁ。お目当ての店は閉まってる、道は間違える、スイーツにはありつけない、しまいにはアクションカムの電池が切れる。ま、流れが悪かったのは否めないけど、美味しい車海老も食べれたし、綺麗な夕陽も見れたならいいってことにしようか。撮影はできなかったが、俺の目にしっかりと焼き付けたからね。