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    隼 プラグ交換のやり方【GSX1300R隼】

    この記事では、隼のプラグ交換のやり方を解説してます。同じく、以下の動画でも詳しくご覧いただけますが、文章でもポイントなどを伝えていますので、最後までご覧ください。

    先日、隼のプラグ交換を行いました。

    「なるべく自分のバイクは自分でメンテナンスしたい」

    そう思う方なので、隼のプラグ交換もDIYしております。

    で、隼のプラグ交換の手順やらプラグの品番やらを記録したいと思いましたので、今回は、隼のプラグ交換のやり方を記事にしたいと思います。

    隼のプラグ交換に必要な工具

    まず、隼のプラグ交換に必要な工具は、以下のとおりです。

    • 六角(小、中)
    • 10mmスパナ
    • プラスドライバー
    • プライヤー
    • プラグレンチ

    これらの工具はすべて、隼に付属されている車載ツールで賄うことができます。

    とはいえ、個人的には車用のプラグレンチが使いやすいと思います。理由は、取手がつかみやすくプラグが回しやすい。この工具については文末にある動画の方で、緑色した工具がチラッと出てくるので、そちらも確認してみてください。

    隼のプラグ交換の手順

    隼のプラグ交換の手順は少々、面倒くさいです。というのは、隼の場合、いくつかパーツを取り外さないとプラグ交換ができないからです。が、隼のプラグ交換は、バイク整備の素人でも簡単にできる作業ですので、興味ある方はチャレンジしてみてください。

    さて、隼のプラグ交換の手順は次のとおりです。

    1. 隼のフロントシートを六角(中)で外す
    2. 燃料タンクの六角(小)ボルトを外して持ち上げる(持ち上げるにはつっかえ棒が必要です。つっかえ棒は隼のタンデムシートを開けて収納部分に付属されてます)
    3. スロットルバルブ側のボルトをプラスドライバーで緩める
    4. 2個のカプラーと3本のホースを外す
    5. エアークリーナーボックスの上にある10mmボルトをスパナで外す
    6. エアークリーナーボックスを少しずらして1本のホースを外す
    7. エアークリーナーボックスを取り外す
    8. イグニションコイルのカプラーを4つ抜き、イグニションコイルを4つ引っこ抜く
    9. プラグレンチを使ってプラグを交換する

    以下、画像付きで解説します。

    隼のシートを六角(中)で取り外します。左右にあるので2個ともボルトを外します。
    手順1:隼のフロントシートを六角(中)で取り外します。
    隼の燃料タンクの六角ボルトを外します。
    手順2:隼の燃料タンクの六角ボルトを外します。
    隼の燃料タンクをつっかえ棒で持ち上げます。
    手順2−2:燃料タンクをつっかえ棒で持ち上げます。
    スロットルボディー側のボルトをプラスドライバーで緩めます。
    手順3:スロットルバルブ側のボルトをプラスドライバーで緩めます。
    エアークリーナーボックスに繋がっているカプラーを外す
    手順4:2個のカプラーと3本のホースを外します(まず1本目のホースから)。
    エアークリーナーボックスに「中央付近についているホースも外す
    手順4ー1:2個のカプラーと3本のホースを外します(2本目のホース)。
    黒いカプラー付近にある細いホースも外す
    手順4−2:2個のカプラーと3本のホースを外します(3本目のホース)
    緑のカプラーを外す
    手順4−3:2個のカプラーと3本のホースを外します(1個目のカプラー)
    黒いカプラーを外す
    手順4−4:2個のカプラーと3本のホースを外します(2個目のカプラー)
    エアークリーナーボックスを固定している10mmのボルトをスパナで外します。
    手順5:エアークリーナーボックス上にある10mmのボルトをスパナで外します。
    エアークリーナーボックスを上にずらす
    手順6:エアークリーナーボックスを少しずらして1本のホースを外します。
    エアークリーナーボックスの真下にあるホースを抜きます(最後の1本)
    手順6−1:エアークリーナーボックスを少しずらして1本のホースを外します。
    手順7:エアークリーナーボックスを取り外します。
    イグニションコイルのカプラーを4つ抜きます。
    手順8:イグニションコイルのカプラーを4つ抜き、イグニションコイルを4つ引っこ抜きます(まずはカプラーから)。
    イグニションコイルを4つ引っこ抜きます。
    手順8:イグニションコイルのカプラーを4つ抜き、イグニションコイルを4つ引っこ抜きます(次にコイル)。
    手順9:手順9−1:プラグレンチを使ってプラグを交換します。
    NGK イリジウムIXプラグ CR9EIX
    手順9−1:交換したプラグは「NGK イリジウムIXプラグ CR9EIX」です。

    以上で、隼のプラグ交換手順の解説は終了です。

    隼の純正プラグの品番はこちら

    隼の純正プラグの品番はこちらです。

    スパークプラグCR9E:09482-00458

    これは前期型隼の純正プラグになりますが、今回は純正プラグではなく、少し精度のいいプラグを入れました。

    今回、交換したプラグは「NGK イリジウムIXプラグ CR9EIX」です。

    イリジウムプラグは純正プラグとちがって火花が強く、電極も安定しております。そのため、隼のアクセルワークがスムーズになり、レスポンス向上にいいというわけです。それを期待して隼にイリジウムプラグを使いました。

    プラグを交換した感想

    実際に隼のプラグをイリジウムプラグに交換した感想はというと、吹け上がりがスムーズになり、レスポンスが上がったと体感しました。ちょっとアクセルをひねれば、タコメーターの動きが軽くなっているのを感じたのです。まあ、プラシーボ効果的かもしれませんし、単純に新しいプラグだからという話もなくはないですが、しかし、体感できるほどの効果があったのは事実です。

    なお、整備書によれば、隼のプラグは6000kmごとに点検し、12000kmごとに交換となっております。隼のプラグは定期的な交換が必要ということです。

    まとめ:

    さて、まとめます。

    今回は隼のプラグ交換を解説しました。プラグ交換の手順や品番などをまとめましたが、手順が多いように感じられます。文字と画像にしたからそうなったのですが、しかし、隼のプラグ交換の手順は難しいものではなく、DIYでも簡単にできる作業です。

    今回の記事を参考にしてゆっくりと丁寧にやれば、隼のプラグ交換はできますので、ぜひチャレンジしてみてください。