本記事は、1型隼にシフトポジションインジケーターを取り付け手順を解説した記事です。以下の動画でも詳しい手順はご覧いただけますが、文章でも作業の流れを解説しています。併せてご覧いただくとより理解できます。
隼(1型)は、その圧倒的なパワーとスピードで多くのライダーに愛されているバイクですが、1つ惜しい点があります。それは、純正でシフトポジションインジケーターが搭載されていないことです。
特にツーリング時や市街地走行では、「今何速に入っているのか?」が瞬時にわからず、ギアを探るようなシーンが発生することもあります。そこで、今回は市販のシフトポジションインジケーターを購入し、自分で取り付けてみました。
本記事では、シフトポジションインジケーターとは何か、取り付け手順、注意点について詳しく解説していきます。
シフトポジションインジケーターとは?
シフトポジションインジケーターの役割
シフトポジションインジケーターは、現在のギアのポジションを視覚的に表示する装置です。これがあると、
- 現在のギアがひと目でわかる
- 無駄なシフトミスを減らせる
- 低速走行時のギア確認がスムーズになる
といったメリットがあります。
隼(1型)はパワーがあるため、高回転域では特にシフトアップ・ダウンのタイミングを見失いやすくなります。そこで、このインジケーターを取り付けることで、スムーズなライディングが可能になります。
取り付け手順

必要なもの
今回使用したのは、以下の市販品です。
- シフトポジションインジケーター本体(適合確認済みのもの)
- 絶縁テープや結束バンド
- 基本工具(ドライバー、六角レンチ、ソケットなど)
取り付け方法
- バイクの電源をオフにする
作業中にショートしないよう電源はオフです。 - メーター周りのパーツを取り外す
シフトポジションインジケーターの取り付けをスムーズに行うために、メーター周りのパーツを取り外します。取り外すパーツはスクリーン、パネルです。六角を使います。 - メーターを取り外す
隼のメーターをソケットを使って取り外します。 - 専用ハーネスを取り付ける
付属の専用ハーネスを使って、メインハーネスとメーターに繋げます。 - シフトポジションインジケーターの取り付け位置を決める
視認性がよく、邪魔にならない位置(メーター周りやハンドル付近)に設置します。 - セッティングを行う
シフトポジションインジケーターを正しく作動させるために、セッティングを行います。
- 配線を整理し、固定する
結束バンドや絶縁テープを使い、配線を適切にまとめます。 - カウルを元に戻し、最終確認
すべての配線が問題なく固定されていることを確認し、カウルを戻して作業完了です。
まとめ
1型隼には純正でシフトポジションインジケーターが付いていませんが、市販の製品を使えば簡単に取り付けが可能です。今回のカスタムで、
- 現在のギアが瞬時にわかるようになり、ライディングがよりスムーズに
- シフトミスが減り、より安心して走行できる
というメリットを実感しました。
メーター周りを分解するので、少々手間がかかりますが、難易度はそこまで高くありません。シフトポジションインジケーターがないことで不便を感じている方は、ぜひ挑戦してみてください!