夏だから怖い話をば

夏の暑い時期、ちょっと前までは怪談話というのがよくあった。そんな話を聞いて涼んだりすることもあったが、最近は、めっぽう少なくなったように思える。今や、YouTubeではその手の話が季節関係なくあるので、テレビもあえてやらないのかもしれない。

子供の頃は、テレビなどで心霊の話や怪談話などがあったら、怖がりながらも見ていたけれど、大人になった今はそれほど怖くもなく、「あぁこんなこともあるんだなぁ」という程度でみてたりする。が、せっかくなので1つ、実体験をした怖い話をば。

中学生の頃、学校の行事で平和記念公園に行くことがあった。平和記念公園といえば、戦没者のことや遺品等が置かれている場所で、そこにはちょっとした資料館みたいなのがあった。そこには、当時の兵隊さんが着ていたものや、錆びた拳銃などがあってね、僕がそんな遺品などを見ていたら、その会場の中にいた低学年位の子が突然ギャン泣きをしたのだ。そのお母さんがあやしながら「どうしたの?」と聞いたら、その子は、とある場所に指を差しながら、「血だらけの兵隊さんがいるー」と言ったのだ。僕にはそれが見えなかったけれど、会場のみんなは一斉にその子が指差したところを見ていた。その子のお母さんは、分が悪そうで、その場を後にしたが、その時は本当に怖かったことを覚えている。まだ成仏していない人もいるんだなぁと思うし、ここで見えてしまうのも仕方ないとも思った。

あれから、僕は、バイクツーリングで平和記念公園に行くことはあるけれど、資料館までは行かなくなったなぁ。