俺の革ジャン、BUCO J-100、リアルマッコイズ

俺の革ジャン

これまで、VANSON、Schott、KADOYAなどの革ジャンを羽織ってきたが、ここ数年は「BUCO -100」を愛用している。この革ジャンが良すぎたので、他の革ジャンは売ってしまった。今持っているのは、BUCO J-100だけ。

BUCOとは、

  • 1933年頃に米国ミシガン州デトロイトでバイクアクセサリーを手掛ける会社として創業
  • 創業者の名を冠したJoseph Buegeleisen Companyという社名から「BUCO」と呼ばれるようになった
  • 1940年代にはレザージャケット、パンツ、ブーツなども発売され人気を博した
  • 1950年代後半にヘルメットメーカーBELLの商品「500TX」の大ヒットに着目し、ヘルメット生産を開始、大成功を収めた
  • 1970年代オイルショックによる不況を受け消滅
  • 現在は、日本の人気アメカジブランド「The REAL McCOY’S」の復刻レーベルの一つになっている

こんなブランドで、俺が所有しているのもリアルマッコイズの復刻もの。正直、当時のものがどんなものなのか本物(元祖)を見たことがないのでわからないけど、でも、このBUCO J-100は最高の革ジャンだと思う。だから、長年愛用しているわけで。

BUCO J-100のいいところはなんといっても革質で、馬革を使ってるところ。馬革は、しなやかさと柔らかさがあり、牛革よりも薄く柔らかいが、繊維が緻密な分、強度が高いという特徴がある。だから、牛革ほどゴツくないが、羊や山羊の革ほど、ペラッペラで薄いわけでもない。ちょうどいい革の質と厚さがある。沖縄であれば冬はもちろん、夏でもいけそうな革ジャンだ。

それに、シンプルなデザインもいい。ライダーズの革ジャンといえば、大抵、背中にアクションプリーツがついていたり、サイドにアジャスター(調整ベルト)がついているんだけど、BUCO J-100にはそれがない。一切の無駄を排除したミニマムな革ジャン。軽量で動きやすいスポーティなジャケット。これが良い!これがカッコいい!

袖にあるファスナーも大胆に大きく開くので、そこもBUCO J-100のポイントじゃないかな。あまり、他の革ジャンでは見ないし、そこがまだカッコいいんだよ!

ヘタなデザインでない分、背中の部分は贅沢に大きな革を使っている。これも、BUCO J-100の特徴だろう。ゆえに、タンニン鞣しのホースハイドの美しさを極限まで引き立たせるし、「ザ・革ジャン」という感じ。いやホントに渋い。隼にもめっちゃ似合っていると思う。

ただ、ひとつだけ不満をいうとしたら、フロントのファスナーだ。もう少し大きく、YKK製のゴツいのでいいのではないかと思う。まぁ。しっかりと閉まるので問題ないけど。。。

2023年のバイク旅では、VANSONの革ジャンを羽織ってた。今度は、BUCO J-100と共に旅をしいたいと思う。

ABOUT US
RYUKYU RIDER
2017年からGSX1300R隼(1型)に乗り、ブログとYouTubeをはじめる。沖縄在住。好きなモノことは、オートバイに乗ること、バイク旅、ミニマムキャンプ、革ジャン、デニム、レザークラフト、沖縄空手、そして”えびせん”を開けたときの最初の香り。