『はじまりと おわりと はじまりと ―まだ見ぬままになった弟子へ―』 川西 賢志郎 (著)の書評

『はじまりと おわりと はじまりと ―まだ見ぬままになった弟子へ―』を読んだ感想!

RYUKYU RIDERです。

いや、すごい本に出逢いました。

ホントは、チャチャっと読んでフリマサイトで売ろうと思っていましたが、いやはや、これはあと1000回くらい読んだ方がいい本です。なので、売らずに繰り返し読もうと思っています。僕は別に芸人でもないし、漫才師でもないし、とくに目指そうとも思っていませんが、この本は今の時代に、というかこれから先の未来になくてはならないもの、無くしてはいけないことが書かれています。

読んだ本は、

『はじまりと おわりと はじまりと ―まだ見ぬままになった弟子へ―』

です。

漫才師である元和牛の川西 賢志郎さんが書いた書籍です。

久しぶりに、心に刺さる本に巡り会えました。たぶん、著者の川西さんは、本気で書いているんだろうし、熱がこもっているのでしょう。ページを捲るたびに「すごいなぁ」と唸ってしまう自分がいるんです。そして、共感できるし、学びにもなる。そこらへんのビジネス書を読むよりも100倍勉強になるんで、まだ読んでいない方は、今すぐ書店にいくか、アマゾンから購入するといいです。

なお、フリマサイトではサイン入りの書籍が、定価よりも数段高い金額で売られていますが、サインが欲しい人なら喉から手が出るくらい欲しいんでしょうけど、個人的にはサイン入りの入った書籍を売っている人の気がしれないというか、そんな転売ヤーにお金を支払うくらいなら正規で購入し、いつか川西さんにあったら、直接サインもらおうと思っていますので、ハイエナのような奴らに支払わず僕はアマゾンで購入しました。

『はじまりと おわりと はじまりと ―まだ見ぬままになった弟子へ―』 川西 賢志郎 (著)の書評

はじまりと おわりと はじまりと ―まだ見ぬままになった弟子へ―』 川西 賢志郎 (著)

この本に書かれていることを大きな声で言いたいけれど、それではネタバレになってしまうので、それよりもやはり、直に読んでほしいと思います。各々の人生に照らし合わせて、漫才師としての哲学や生き様を感じてほしい。この本には、人としての生き方というか、本質というか、そこには漫才師だろうとオートバイ乗りだろうと、武道家だろうと薬草家だろうと、ましてやブロガーさえも学びになることばかりです。道を極めんとする男の言葉は、本当に重厚で体の芯を突いてきます。

それに、川西さんの頑固者という部分にもすごい共感しました。僕もとある界隈では頑固者というか、筋が通っていないとアレコレ考えちゃうし、道理がないとやっていけない性格に加え、自分が情熱あるものには嘘をつきたくないし、信念を持って向き合っていきたいと思う方で、その辺が僕は川西さんと似ていて、いろんな意味で共感できました。本を読みながら、川西さんって似ているなぁと思いつつ、お互い厄介な性格しているねって呟き笑いました。川西さんは決して笑かそうとしていないのに。。。

僕は、大型オートバイに乗り始めて15年以上経っていますが、武道は30数年やっていまして、長い歴のある武道の方は40歳の頃に、とある連盟の理事に専任されました。が、3年ほどで辞めました。定期的に行われる会合の内容があまりにもくだらないというか、武道のことよりも体裁や運営など、いわゆる政治のことばかり。「武道とは何か」を追求していた僕としては、みている世界というか目指しているところが違っていて、あの時はほんと窮屈でした、というのをこの本を読んで思い出しました。同じく、仕事でもそんな具合なものなので結構ぶつかり合ったり、疎まれたり、陥れられるなどにもあうなど、なにかと孤独でしたね。もちろん、川西さんとは全然比べものにもなりませんが、少しだけ似たところもあって、共感したところが多いです。

さて、この本の中で、ネタの話が出てくるんですが、まさにAIやロボットの時代にマッチした話でした。人間臭さや温かさ、温度感、雰囲気、人が成長する云々など、人にしかできないものがこれからはもっと大事にされるんだろうなと思いつつ、それよりも現代が求めているのは「効率化」や「綺麗さ」などでして、ほんとつまらない世の中になっています。それについても、この本では、なんとなく警鐘を鳴らしているのですが、現実はただテレビにでたい奴とかお金儲けしか考えていない奴らばかりでして、決して、目指してはいけない奴らがテレビにでていたりという状況、そんなものを見るのは人としての成長にも教育にも悪いなっと思いましたので、その類の番組は今後、見ないと思います。

それと、この辺の話は企画だけを推してくるYouTuberと似ていると感じました。ただ騒げばいいやとか、ノリだけでやっているコンテンツには未来がないというか、価値がないとさえ感じます。僕も一応、モトブログをYouTubeで配信していますが、自分が好きなことや拘っていることだけを配信しているので、その辺は間違っていなかったと再認識した次第です。そして、この本を再熟読し、もっとこだわってやっていきたいと思います。

ざっくりと、書評をば

なんとも自分のことを書いてばかりですので一応、書評らしきことも書こうかと思います。

「はじまりと おわりと はじまりと」という本ですが、この本は絶品です。世の中、生きづらいなーって思っている人は、読んだ方がいいかも。ただ、和牛の解散や相方のことなどは一切触れておりませんので、その辺のスキャンダラスが好きな人は、SNSで流れている嘘かホントかわかない話を見るといいと思います。

それよりも、どちらかといえば、芸人や漫才師としての哲学や生き様が描かれた本です。いえ、それだけじゃなく僕は、これからの生き方も示しているような感じがしてなりません。だからこそ、冒頭にも書いている通り、フリマサイトで売ろうと思っていましたが、あと1000回は読むつもりです。

ほんと、素晴らしい本です。川西さんに感謝します。

追伸、
最後の一文は、ほんとに重みのある文でした。この本をすべて読んだ人にしかわからない重みです。他の人が書いても、なんとも思わない一文が、川西さんが書くことによって生き様があらわれています。これを感じるだけでも、たった定価1,760円しかしない本ですが、人生へのリターンは大きいと思います。

はじまりと おわりと はじまりと ―まだ見ぬままになった弟子へ― 川西 賢志郎(箸)