以前、隼に使える簡易的なメンテナンススタンド「スイングアームリフトスタンド」を紹介しましたが、今回はガチのメンテナンススタンドを紹介します。
その名も「J-TRIPメンテナンススタンド」。
このJ-TRIPメンテナンススタンドを実際に購入し、車重260kg以上もある隼に使ってみたので、レビューと合わせて注意点なども紹介したいと思います。
J-TRIPメンテナンススタンドとは
J-TRIPメンテナンススタンドとは、日本製のメンテナンススタンドです。
とくに隼ともなれば、車体は大きく、車重があるんでメンテナンススタンドは確かなものがいいわけです。そんなわけで僕は、日本製のJ-TRIPメンテナンススタンドにしました。
今やアマゾンを開いて ” メンテナンススタンド ” と検索すれば、数多くのメンテナンススタンドが出てきますが、ヤワで偽物が多いです。とくに中華製ともなれば、強度もなく精巧さに欠けます。大切なバイクのメンテナンスには不向きでしょう。
なお、僕が購入したのは「フロント用」と「リア用」です。


J-TRIPメンテナンススタンドを使うための必須アイテム
J-TRIPメンテナンススタンドを購入しても、そのままでは使えません。J-TRIPメンテナンススタンドを使うには、いくつかアイテムが必要です。
まず、J-TRIPメンテナンススタンド側のアイテムとして、「ローラースタンド用アタッチメント V受け」が必要です。これは、バイクを持ち上げるためのフックでして、これ無くしてはバイクをリフトアアップできません。ローラースタンド用アタッチメント V受けとは、以下のものです。

さて、これだけじゃありません。バイク側のアイテムとして、「リアスタンドブラケット」が必要です。これは、バイク側に取り付けるパーツでして、J-TRIPメンテナンススタンドのフックを引っ掛けるために必要です。
なお、リアスタンドブラケットにはいろんな種類がありますが、僕はヨシムラ製を購入しました。それは以下のものです。

さて、以上でバイクをリフトアップできますが、実はもうひとつだけ必須のアイテムがあります。それが「バイク用 ブレーキロック」です。このアイテムは絶対にあった方がいいものです。

ブレーキロックがないと、バイクを倒してしまう可能性があります。よく、輪ゴムや紐などで代用しますが、デイトナ製のブレーキロックが確実なので、おすすめです。わずか数百円のアイテムです。ブレーキロックは必ず手に入れておきましょう。
J-TRIPメンテナンススタンドを使う時の注意点
1. ブレーキロックを忘れがち!
上の方でも書きましたが、メンテナンススタンドでリフトアップする時は、必ずブレーキロックしなければいけません。初心者の方は、この辺を忘れてバイクを倒してしまうので、注意が必要です。
仮に運よく、バイクをリストアップできたとしても、メンテナンススタンドから下ろす時は確実に倒してしまいます。なので、メンテナンススタンドでリフトアップするなら、ブレーキロックから最初にセットしましょう。
2. ハンドルロックは解除しておく!
メンテナンススタンドのリフトアップ時はブレーキロックをしますが、同時にハンドルロックは解除しておきます。理由は、フロントのメンテナンススタンドをセットすることができないからです。
3. リフトアップはリアから!
メンテナンススタンドでリフトアップする順序は、リアから行います。その次に、フロントです。逆ではできませんし、そもそもバイクを倒してしまいます。
メンテナンススタンドでバイクをリフトアップするなら、リアから行いましょう。
J-TRIPメンテナンススタンドのレビュー
J-TRIPメンテナンススタンドのレビューは、ひとことで言えば、さすがとしか言いようがありません。まぁ、中華製やバッタもんを手にしたことがないから比較はできていませんが、しかし、J-TRIPメンテナンススタンドは安心感と精巧さが違います。やはり、日本製というところは大きいですね。信頼と品質が違います。
メンテナンススタンドのパイプは頑丈で、不安要素なし。塗装も満遍なく塗られており、錆びる要素もありません。メンテナンススタンドについているローラーもスムーズで、外のコンクリートでも使えます。なので、隼を持ち上げる際も、安全にできました。
さすが、メイド・イン・ジャパンのメンテナンススタンドです。抜かりのない製品です。
なお、詳しくは動画を見てほしいと思います。動画の方では、今回紹介したアイテム類全てを解説していますのし、実際にメンテナンススタンドの使い方も解説しています。よかったらご覧ください。