ども、RYUKYU RIDERです。
実は、半年前から腱鞘炎を患っている。右手の薬指が引っ張られてしまい、その影響で中指も引っかかり、手を握るのも少しだけ痛みがある。寝起きなんてもう最悪。こんなこと、これまでの人生で初めてだ。
引き出しを開けようとしただけなのに、指の引っ掛かりを違えてしまい、筋を痛めてしまった。なんと情けないことか。個人的には、昨年からつづけていた変な筋トレが原因だと思っている。
腱鞘炎になってからは、今までできていたことができなくなってしまった。腱鞘炎自体も初めてだったけど、できていたことができないなんてのもはじめて。これが歳をとったということなのかもしれない。
腱鞘炎は自然に治るもんだけど、でも、それは手を安静にしてたらの話。パソコンを使うことを仕事にしている俺には無理な話だし、空手の稽古もあるんで、やっぱり無理。とはいえ、バイクは普通に乗れる(笑)。
バイクは、右手の人差し指と中指をブレーレバーにかけて乗っている。なので、それほど腱鞘炎の影響はない。ブレーキレバーもギュッと握れるので、不安や心配もない。むしろ、バイクに乗っている間は痛みさえ忘れることもある。
腱鞘炎になって思うことがある。それは、これから先、「これまでできていたことができない」なんてことが、ちょくちょく起きるのかなってこと。もし、そうなったら、できるようになるまで努力するか、またはできなくても良いように工夫するか、そのいずれかだ。たぶん、俺は、後者でいく。
歳をとることで起きるであろうことが、何とも悲しく聞こえるが、俺はそんなふうに思っていない。どちらかといえば、毎度、新しい自分に出会えるという感じだから面白いと言えば面白い。
例えば、35年もつづけている沖縄空手だって、昔と動きはだいぶ違ってきた。無駄を省いたというか、年齢に合わせてきたというか。飛び蹴りだって今はしないし、まぁ、旋風脚くらいは蹴れるんだけど、昔ほどの鋭さはない。だから、歳をとってもできる動きを研究し、それを磨いていく。今は、そんなふうに変化している。
「できないことを憂うのではなく、工夫してやっていく」
50歳を超えて気づいたことだ。
ま、楽しんでいこう!
追伸:
腱鞘炎は自然に治るという。だから病院に行かずに放っておいた。病院に行けば、痛み止めかストロイドの注射を打たれるので、それは痛いし怖い。だから、半年間も放っておいた。そしたら、時間はかかったが幾分かよくなってきた。しっかりと握れるし、力も入れられる。徐々に元に戻りつつあるが、おかげで筋トレなども工夫してやれるようになった。