RYUKYU RIDERです。
バイクのバッテリー交換はオイル交換と同様、とても重要なメンテナンスです。定期的にバッテリー交換を行わなければ、エンジンのかかりが悪くなりますし、下手したらツーリング先でエンジン始動ができなくなります。そうならないためにもバッテリー交換は定期的に行いましょう。
最近では、スマホを充電する機器やETC設置など、何かと電気を使うアクセサリーを取り付けているのバイクが多いですが、何も取り付けていないバイクよりもバッテリーの消耗は激しいと思います。そんなバイクこそ、バッテリーがつかえなくなる前に、事前にチェックし、定期的な交換が必要です。
そんなわけで今回は、隼のバッテリー交換の記事です。バッテリーの交換の手順や品番などをまとめて書いてます。
隼のバッテリー交換手順
隼のバッテリー交換手順はとても簡単です。車載工具のみでバッテリー交換ができるので、初心者でも簡単に作業することができます。
以下から隼のバッテリー交換の手順を紹介します。
- シートを外す
- バッテリーのマイナス端子(進行方向に向かって右側)をとる
- バッテリーのプラス端子(進行方向に向かって左側)をとる
- 古いバッテリーを取り除き新しいバッテリーと交換する
- バッテリーにプラス端子から取り付ける
- マイナス端子を取り付ける
- シートを戻す
以上が隼のバッテリー交換手順です。
手順が多いので少々、面倒くさい作業のように見えますが、作業時間は本の10分程度。とても簡単な作業です。バイク整備が初心者の方でも難なくできると思います。
この作業でのポイントは、バッテリー端子を外すときと取り付ける順序です。
バッテリー端子を外すときは「マイナス→プラス」ですが、取り付けるときは「プラス→マイナス」という順序でおこなうことです。この辺はしっかりと守ってください。でないとヒューズをショートさせてしまうかもしれないので、端子の順序は手順通りにおこないましょう。
ちなみに隼の場合、バッテリーを上に持ち上げて取り外しますが、バイクによってはサイドカバーを外し、サイドから交換するタイプもあります。以前、僕が乗っていたV-ROD(ハーレーダビットソン)というバイクがそのような構造だったので交換にかなり時間がかかりました。が、それに比べると隼はシンプルな構造になっているので、バッテリー交換は楽にできますね。
なお、今回の隼のバッテリー交換は、動画でも撮影しています。ぜひ、確認してみてください。
隼のバッテリー品番はこちら
今回、交換した隼のバッテリーの品番は、以下のものです。
バッテリーには純正品から社外品、そして海外品などいろいろあります。それぞれ値段が違うのですが、やはり海外製品はお安いようです。
海外製品のバッテリーの値段が安いのには理由があります。それは検品されているかどうか、です。つまり、正規の値段(純正品)で販売されているものは、日本国でしっかりと検品されているということ。
一方、海外品のバッテリーは、その検品が短縮されています。まぁ、昨今のバッテリーにはそんなに粗悪なものはないのですが、やはり安心を担保するために値段が高くとも検品されたバッテリーを選ぶ方がいいと思います。ま、気持ちの問題ですけどね(笑)
バッテリーの電圧が弱いと感じたら
新品のバッテリーを交換しても電圧が弱いと感じたら、ご自分で検査するといいです。
検査方法は簡単です。以下のような電圧機をつかえば簡単に検査できます。
オーム電機(Ohm Electric) 普及型デジタルテスター TST-KJ830
使い方は、赤い端子をバッテリーのプラス側へ。黒の端子はバッテリーのマイナス側にくっつけてエンジンを始動すると、電圧を計測することができます。わずか10秒でバッテリーの電圧を計測できるので、とても便利です。
バッテリーの交換頻度
さいごに、バッテリーの交換頻度について少しだけ書きます。
バッテリーの交換頻度は隼の場合、2年に1回で交換しています。たとえ、バッテリーが使えていても、その頻度で交換するようにしております。理由は、バッテリーも消耗品だからです。
一応、バッテリーは3年くらい使えたりします。まぁ、充電などして騙し騙し使うわけですが、しかし、それではバイクでツーリングをする際に「楽しむ」という気持ちにはならないと思います。
「帰りエンジンかかるかなぁ」
なんて心配しながらツーリングはしたくないですよね。なので僕は、2年に1回の頻度でバッテリー交換をしております。
まぁ、これはバイクの乗り方にもよるかもしれませんので、参考程度にしておいてください。
では、また。