バイクのエンジン内部を洗浄する方法【エンジンリフレッシュ】

RYUKYU RIDERです。

走行距離が多いバイクやオイル交換を小まめにしないバイクは、大抵、エンジンの内部が汚れています。いわゆる「スラッジ」というものがエンジン内部に発生し、ベトベトに溜まっているというわけです。このスラッジがエンジン内部に溜まるとパワーが落ちたり、エンジンオイルが汚れやすくなったりします。最悪な場合、エンジンが壊れることもあるようです。そうならないためにも、エンジン内部の洗浄はやっておくといいでしょう。

というわけで今回は、バイクのエンジン内部を洗浄する方法を解説していきます。

バイクのエンジン内部を洗浄する2つの方法

バイクのエンジン内部を洗浄する方法は大きく分けて以下の2つになります。

  • エンジオーバーホール
  • エンジンフラッシング

それぞれ解説しますと。

まず、エンジンオーバーホールとは、エンジンを完全に分解して洗浄、または部品交換などを行い、新品のようなレベルに戻す作業のことを言います。この作業は結構な費用と時間がかかるのですが、エンジン内部を完璧に洗浄することができる方法です。ただ、頻繁にやれる方法ではありません。

次のエンジンフラッシングですが、こちらはケミカルによってエンジン内部を洗浄する方法です。例えば、エンジンオイル交換時にケミカルを添加したり、または、エンジンフラッシングオイルたるものを入れてエンジン内部を洗浄する方法のことをいいます。ケミカルを使ったエンジン内部洗浄は手軽で簡単にできるというのが特徴で、一般的な方法としてよく知られています。

バイクのエンジン内部を洗浄する手順

バイクのエンジンに重大なダメージがなければ、エンジンオーバーホールよりもケミカルを使ったエンジン内部洗浄がおすすめです。というわけで、以下から、エンジンフラッシングオイルを使って、バイクのエンジン内部を洗浄する手順を解説します。

バイクのエンジン内部を洗浄する手順は以下のとおりです。

  1. エンジンオイルを抜く
  2. 専用のエンジンフラッシングオイルを注入する
  3. アイドリング(15分 〜 30分程)してエンジン内部を循環させる
  4. 新しいオイルと新しいオイルフィルターに交換する

以上です。

手順はこの4ステップで簡単なのですが、アイドリングに少々時間がかかるので、エンジン内部洗浄は時間に余裕がある時に行うといいでしょう。

お勧めのエンジンフラッシングオイル!

バイクのエンジン内部洗浄におすすめのケミカルがあります。それはワコーズの「エンジンフラッシングオイル」です。

ワコーズのエンジンフラッシングオイル

ワコーズのエンジンフラッシングオイル

こちらは、オイル交換時に行うことができるので手軽で簡単にエンジン内部洗浄ができます。先に挙げた手順もこのワコーズのエンジンフラッシングオイルを使った方法を紹介したものです。

ワコーズは日本製で信頼があります。もし、エンジンフラッシングのケミカルで迷ったらワコーズを選んでおけば間違いないでしょう。

なお、以下の動画ではGSX1300R隼にワコーズのエンジンフラッシングオイルを使ってエンジン内部洗浄をしている動画を撮影しました。手順なども確認できるので、よかったらご視聴ください。

YouTubeを見たい方はこちら

エンジンフラッシングするときの注意点

エンジンフラッシングオイルを使う際に注意すべき点があります。それは、オイルフィルターはかならず新品に交換するということです。というのは、エンジンフラッシングをするとエンジン内部のスラッジが除去され、その除去されたスラッジはオイルフィルターによって回収されます。

つまり、オイルフィルターの中にはかなりの汚れが溜まる可能性があるわけです。汚れが溜まったオイルフィルターは性能が落ちますのでエンジンフラッシングの際は必ずオイルフィルターを新品に交換するようにしましょう。

では、また。