隼 ハザードランプの使い方を解説【非常点滅警告灯】

RYUKYU RIDERです。

ハザードランプをご存知でしょうか。

ハザードランプとは正式名称を「非常点滅警告灯」といい、ウインカーを同時に点灯させて自分の存在や危険を周りに知らせるものです。

このハザードランプ、隼は2004年から標準装備になりました。そんなハザードランプですが、使い方がイマイチわからないというライダーもいることでしょう。

というわけで今回は、隼についているハザードランプ(非常点滅警告灯)の使い方について解説していきます。

ハザードランプ(非常点滅警告灯)の2つの使い方

ハザードランプには主に、2つの使い方があります。

それは、

  • 夜間に道路幅5.5m以上の道に駐停車するとき(道路交通法施行令第18条(道路にある場合の灯火)2項)
  • 通園・通学バスに幼児・小学生が乗降するための停車中(道路交通法施行令第26条3の2項)

です。

これらは道路交通法に定められたものでして、これ以外に使い道はないようです。

この2つの中から、バイクに関係するハザードランプの使い方といえば、「夜間に道路幅5.5m以上の道に駐停車するとき」ということになります。

ハザードランプ(非常点滅警告灯)の粋な使い方

さて、道路交通法によるハザードランプの使い方はシンプルなものですが、実は、ハザードランプには粋な使い方もあります。

それは以下の4つです。

  1. サンキューハザード
  2. 追突防止
  3. 故障時
  4. 視界が悪いとき

これらは、道路交通法のようなルールで定められたものではないですが、車やバイクに乗る人が自然とやってきたハザードランプの使い方です。いずれも、周りの車両に気を配った使い方なので、ハザードランプの粋な使い方として紹介したいと思います。

① サンキューハザード

ハザードランプをコミュニケーションのツールとして使う「サンキューハザード」というのがあります。

サンキューハザードとは、道をゆずってくれたときする合図で、感謝の意をこめてハザードランプを二回ほど点灯させるものです。サンキューハザードは、ドライバー同士のなかで自然に広まったもので、ここ日本で多くみられる使い方です。

② 追突防止

ハザードランプは渋滞時の警告としても使えます。

例えば、高速道路で渋滞が発生した場合のことです。高速道路を走行中、最後尾は渋滞が発生していて車両が停止している旨をハザードランプで意思表示します。これにより、後続車による追突を防ぐことができるわけです。

バイクは排気量にもよりますが、高速道路を走れます。そんな高速道路の走行中に、もし急な渋滞に出くわした場合、早めにハザードランプをつかえば、危険を回避することができるというわけです。

③故障時

ハザードランプは故障時にも使えます。

たとえば、バイクが故障したとき路肩にバイクを停めることがあると思いますが、その際、ハザードランプを使えば、バイクを路肩に停めているということを周りの車両に伝えることができます。

これは、追突の危険を回避する使い方ですし、周りの車両への安全を考えたハザードランプ使い方です。

バイクは小さいですから、車から見えにくい場合もあります。バイクを路肩に停車するなら、ハザードランプをつかって、周りの車両に自身の存在を示すといいでしょう。

④ 視界が悪いとき

ハザードランプは、視界が悪いときにも役立ちます。

たとえば、昼夜問わずですが、濃霧や豪雨、豪雪などで視界不良になった場合、後続車に自身の存在をアピールするためにハザードランプつける使い方があります。これは追突防止になるので、視界が悪いときはハザードランプをつかって、周りの車両に警告するといいでしょう。

ハザードランプ(非常点滅警告灯)がない隼はどうする?

隼は2004年からハーザードランプが標準装備になりましたが、それ以前の隼にはハザードランプがないものも存在します。

その場合、純正のパーツをつけることもできますが、以下の社外パーツを使えば簡単に後付けすることも可能です。

バイクにハザードランプを追加できるリレー

ハザードランプがない隼に、ハザードランプを追加する作業は、専用リレーとスイッチさえあれば簡単にできますので、興味がある方は取り付けにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

まとめ

今回は、隼のハザードランプの使い方について解説してきました。

ハザードランプって基本、非常時に使うものですが、いろんな使い方ができるので便利です。

隼の中には標準でハザードランプが装備されていないものもありますが、あったらあったで便利ですし、安全にも寄与するものなので、ハザードランプの追加は検討するといいでしょう。