バイク乗りの挨拶「ヤエー!」。ヤエーの意味とやり方、注意点について徹底解説します

バイク乗りの挨拶「ヤエー(YAEH)」

こんにちは、RYUKYU RIDERです。

今回はバイク乗りの間で交わされる挨拶の話です。

その挨拶とは「ヤエー!(YAEH!)」。

僕はバイクのツーリング中にヤエーをして挨拶するのが好きですが、最近はネガティブな意見も多いみたいです。単なるバイク乗り同士の挨拶に外野がアレコレというのもどうかと思うんですが、まぁ、マナーが悪いヤエーをする人がいるのも事実。

そんなわけで今回は、バイク乗りの挨拶「ヤエー」について解説してみようと思います。

バイク乗りの挨拶「ヤエー」とは何か?

バイク乗りの挨拶ヤエーとは、80年代にはやったバイク乗り同士の挨拶らしく、ツーリング中にすれ違いざま、手をあげて交わす挨拶のことを言います。

最近はバイクブームのおかげか、またはモトブログのおかげなのか、このヤエーという挨拶が再燃しています。

そもそもこのヤエーという文化、いったいどうやってできたのでしょうか。

一説によれば、ヤエーというのは本来、「YEAH!」(イエー)だったのですが、英語のスペル表記のミスで「YAEH!!」(ヤエー)になったんだとか。で、それがそのまま引き継がれて、今ではヤエーが当たり前になっているとのことです(笑)

これ、なかなか面白いエピソードだと思います。

バイカーらしいというか、人間らしいというか、ファジーな感じがして個人的に好きなエピソードですね。

そんなバイク乗りの挨拶「ヤエー」ですが、ぼくは楽しい文化だと思います。知らないもの同士がバイクという共通の趣味をとおして挨拶を交わす、なんか楽しいですよね。

ですが、最近はネガティブな意見もあります。

例えば、

「ヤエーがうざい!」とか
「ヤエーがめんどい」など。

まあ、ヤエーするのも、そして返事をかえすのも個人の自由だし、そもそもヤエーは単なるバイク乗りの挨拶なんだからウザいってこともないと思うのですが…。

普通に「おはようございます」って言われたら「ウザイ」とか「面倒い」とか思わずに挨拶するのと同じで、ヤエーも気軽にすればいいし、あまり深く考えなくていいと思います。

ヤエー!!(YAEH)の意味とは

バイク乗りの勘違いによってうまれた挨拶の文化「ヤエー」ですけど、実はヤエーにはちょっとした意味があります。

その意味とは「道中お気をつけて」ということ。

これは、同じバイクをもつ仲間への労いの挨拶ともいえますよね。

ツーリングで疲れてたとしても、ヤエーの挨拶をもらったらなんか元気がでる気がします。

そういえば、バイクに限らず、タクシーとかトラック運転手も手をあげて挨拶しているのを見たことありますが、あれもヤエーと同じ意味があるのでしょう。

バイクに限らず、車にもそんな挨拶が根付いていることに、なんか人間っていいなって思ってなりません。人間関係が希薄になりつつある現代において、お互いを労って挨拶するヤエーは、とても良い文化だと思います。

見ず知らずの者同士が、労いの挨拶を交わす。

やっぱ、ヤエーという挨拶はいいですよね。

ヤエーのやり方

バイク乗りの挨拶「ヤエー」のやり方

さて、ここまで読んできたあなたは、実際にヤエーをしたいと思っているんじゃないでしょうか(笑)。

ってことで、ここからはヤエーのやり方をお教えしましょう。

最近のヤエーのやり方

まず、ヤエーの基本は右手または左手で「ピース」することです。これが基本だったのですが、最近はいろんなやり方があります。

例えば、「両手をあげる」や「ウイリーしてピース」、他にも「走行中にバイクに立ってピース」などがあります。

片手をあげるだけならまだしも、ウイリーや走行中に立つなんて、少し危ない気がしますが。

とはいえ、ヤエーはテンションがあることなので、激しいアクションをしたくなるのもわからなくはないです。しかし、変な事故が起きてヤエーが危ないという風潮にならないように、注意してほしいものです。

ちなみに。

ヤエーをどの手でするっていう話がSNSでたまにでるんですけど、そんな言い争いは不毛です。ヤエーは自由にやっていいと思います。

他人に迷惑をかけないように、そして事故が起きないように最善の注意をしてヤエーをする、これでいいのではないでしょうか。

なお、ぼくのヤエーのやり方は片手をあげたり、会釈したりすることが多いです。

もし、どこかでRYUKYU RIDERを見かけたら、是非ともヤエーしてください。いや、ぼくが先にヤエーするかもしれないので、そのときはヤエーで返事してくれたら嬉しいです。

ヤエーで注意すること

ヤエーは単なる挨拶ですが、個人的に思う注意点を以下に整理してみました。

ぼくがヤエーする際、以下の3つのことに注意しています。

  1. カーブ中はヤエーをしない
  2. 無茶な姿勢の時はヤエーしない
  3. ヤエーして返事がなくてもヘコまない

それぞれ解説していきましょう。

1,カーブ中はヤエーをしない

まず、カーブ中はヤエーはしません。かわりに会釈で済まします。

なぜなら、カーブでの片手運転は危険ですし、それこそヤエーして事故ったら本末転倒ですからね。ヤエーの意味がありません。

なので、カーブ中のヤエーは極力控え、代わりに会釈をしております。

2,無茶な姿勢でヤエーはしない

また、無茶な姿勢でもヤエーはしません。

最近は、ウイリーや両手を離してヤエーするなど、無茶な姿勢でヤエーするのが流行りのようですが、なるべく危険な運転はしないようにしています。

そもそもヤエーの意味は「道中お気をつけて」です。

なら、無茶な運転しながら挨拶すべきではないというのがRYUKYU RIDERの意見です。

3,ヤエーの返事がなくてもヘコまない

最後の注意点は、ヤエーして返事がなくてもヘコまないということ。

ヤエーをしても返事がなかったら寂しいもんがありますし、それは僕も経験済みです。

ヤエーの返事がなさすぎて「俺って嫌われているかも…」なんて思うかもしれませんが、あまり深刻に考えずに、軽い気持ちでヤエーをするといいです。

つまり、「ヤエーの返事がもらえなくても、次はヤエーを返してくれるだろう」というポジティブな姿勢で挑むほうが精神的にいいということ。

ヤエーという挨拶は個人の自由です。

なので、ファジーな感じでやっていくのがメンタル的にもいいと思います。

沖縄でヤエーの動画を撮ってみた結果・・・

さて、ヤエーについて解説してきましたが、いかがだったでしょうか。

このヤエーを僕の地元、沖縄でしてみるんですが、返す人は少ない…。

ウザがられているからなのか、または知らないからなのか、とにかくヤエーをする人も返す人も少ないです。

しかし、僕はウザいと思われてもヤエーやりつづけています。

まあ、たまに心が折れるときもありますが、そんな時は海でも眺めて心を癒やし、そして、またバイクを走らせて、ヤエーをしてます。

先日、沖縄にてヤエーの実験をしてみました。以下の動画ではその模様が確認できますので、よかったらご視聴ください。