RYUKYU RIDERです。
前期型の隼にはドンつきがあります。それがひとつの癖でもあり、乗りにくいと言われる所以です。まぁ、馴れればそんなことはないのですが、しかし、バイク初心者の中には、前期型の隼に乗りたいけど不安を感じるという方もいるでしょう。
そんなわけで今回は、隼のドンつきについて解説します。なお今回は、前期型隼のオーナーである僕の個人的な感覚のお話です。
そもそもドンつきとは何か
バイクのドンつきとは、ライダーがアクセスを捻った際にライダーの思惑とは違った加速が起きてしまう現象のことです。つまり、バイクだけがドッと加速して飛びだしていく感じになり、かなりビックリします。
これはレスポンスの良すぎるバイクや排気量の大きい大型バイクによくある話なのですが、こと前期型隼でも同じ現象になります。
ドンつきは、発進時やギアチェンジ時、またはコーナーから抜けだすときに起きることがあるので注意が必要です。
前期型 隼のドンつきの原因とは
前期型の隼のドンつきの原因に「これだ!」というものはありません。隼はバイクであり機械なのですから、いろんなものが噛み合っているのです。なので、特定は難しいのですが、しかし、目ぼしいものはあります。
それが以下の2つです。
- ECU
- 鉄製バルブ
まぁ、これは確実な情報ではないのでハッキリと言い切れませんが、遠からずなことでしょう。とはいえ、前期型の隼は、そのようなつくりになっているので、ライダーが隼に合わせていくしかありません。なので、やはり乗り方の工夫が必要だと思います。
なお、隼のドンつきについて動画でも撮影しています。よかったらご視聴ください。
前期型 隼のドンつきと上手につき合う方法
さて、前期型 隼のドンつきと上手に付き合うには、ちょっとした工夫が必要です。
そもそもドンつきを防ぐには、回転数がいきなり上がらないようにする必要があり、それには丁寧なアクセルワークをするか、意図的に回転数を上げない走り方がいいと思います。
そこで前期型 隼のドンつきと上手に付きあうために、僕がやっている3つのことを紹介します。
- 発進時は丁寧なアクセルワークをする
- ギアチェンジは1速から3速に一気にあげる
- コーナーから抜けるときも丁寧でミリ単位のアクセルワークを行う
こんな感じです。
基本、前期型 隼のドンつきはライダーが慣れなければいけません。普段から隼に乗って、何度も練習して、感覚を掴むしか方法がないと思います。なので、自分なりの工夫を見つけて乗ることも大事でしょう。まぁ、これは隼に限った話ではなく、すべてのバイクに言えることなのですが。
前期型 隼のドンつきと上手に付き合うには、隼に乗って対話をしつづけるしかありません。隼乗りとして、乗りこなせるように頑張りましょう。