前期型の隼(GSX1300R)インプレッション【隼はいいぞぉ】

GSX1300R 隼

2017年10月、前期型の隼を購入してから半年がたちました。

その間、九州ツーリングや地元沖縄にてツーリングしたり、他にもメンテナンスやプチカスタムなど、いろいろやってきました。

隼のことを知るには、まだまだこれからだと思いますが、ここいらで隼のインプレッションをしてみようと思います。

隼の外観インプレッション

まず、隼の外観からインプレッションしていきましょう。

全体のかたち

隼の全体の形は、とにかく曲線的です。

見るからに美しいという印象を受けるのは私だけじゃないはず。メガスポーツバイクというオーラを放つその姿は、見る人を釘ずけにするバイクだと思います。

その証拠に、一目見たら「ハヤブサだ!」と誰でも気づきますよね。隼というバイクは、そのくらい存在感があります。

ちなみに、以下は私の隼の情報です。

製造年月日1999年 〜 2007年
エンジン水冷DOHC4バルブ直列4気筒
全長×全幅×全高2,140mm x 740mm x 1,155mm
車両重量約260kg

灯火類

隼のヘッドライトは縦型に設置された2灯です。とても、シャープなかたちをしております。

このデザインは、GSX-R1000のK7モデルに似ていますね。

隼のヘッドライトはロービームが下でハイビームが上。フロントのウインカーはカウルに内蔵されており、クリアレンズとなっています。

リアのライトもシャープな作りになっており、リアのウインカーはフロント同様、クリアレンズです。

前期型の隼は現行型の隼と比べると、かなりシャープな作りという印象がありますが、大きいので対向車にはみやすいと思います。

足回り

隼の足まわりは高性能なつくりをしていると思います。

一応、時速180km以上も出すバイクですし、車重も重いし、それらを受け止める足まわりは高性能じゃんキャいけません。なので、個人的にはかなり信頼している足回りといえます。

フロントフォークは調整が可能になっています。まぁ、私は足回りをアレコレいじって迷宮入りしたくないのでこの辺は触りませんが、でも嬉しい設計ですね。

フロントフォークにはチタンコーティングが施されており、見た目もGood。これはサビがつきにくいので塩害の多い沖縄には嬉しいものです。

ブレーキはトキコ製。これは前期型の隼での設計であり、現行型の隼には「brembo(ブレンボ)」がついています。

タイヤは結構太くてリアタイヤのサイズは190もあります。迫力あるタイヤですが、隼の車体が大きいせいかあまり目立っておりません。

以下、隼のタイヤサイズです。

前タイヤサイズ120/70 ZR17M/C(58W)
後ろタイヤサイズ190/50 ZR17M/C(73W)

タンデム

タンデムはシートがかなり大きなつくりとなっており、タンデムでのロングツーリングも快適です。

また、タンデムバーも後ろにあるので、安全性は増していると思います。

さらに、タンデムには荷掛けフックが標準でついており、荷物を積むことができます。大きめのシートバックなんかも積めそうなので、隼でのキャンプツーリングも快適にできると思いますね。

サイレンサー

前期型の隼のサイレンサーは現行型の隼と違い、シャープなつくりになっています。色はシルバーでバイクらしいサイレンサーです。

このサイレンサーは多分ですが、GSX-R1000 K4モデルと同じだと思います。形といい、大きさといいほとんど同じ。おそらく流用できるかもしれません。

まぁ、隼に乗ったら社外品のサイレンサーに変えると思いますから、純正サイレンサーを気にする人は少ないかもしれませんが、流用情報は一応知っておいて損はないと思います。

ちなみに、個人的には純正サイレンサーは好きな方です。

メーター

前期型の隼のメーターは4連メーターになっています。

色は黒でカーボン調ですが、見る限り昭和チックなデザインをしています。なんだかトヨタのハチロクのメーターに似ていると思うのは私だけでしょうか(笑)

とはいえ、嫌いなデザインではありません。むしろ、好きな方です。

チョーク

前期型の隼にはインジェクション車にも関わらず、なぜかチョークがついています。摩訶不思議な装置ですが、0’7の隼ではほとんど使うことはありません。

ごく稀にだが、エンジンのかかりが悪いときに使うときもありますが、基本、なくても大丈夫なものです。

デカール

隼のカウルには大きな文字で「隼」というデカールが施されています。

このように漢字で書かれたバイクは、これまで存在していませんでした。こうも自己主張が強いバイクは珍しいです。

とはいえ隼は「世界一最速の2輪車」としてギネスブックに登録されたバイクです。隼は最高速バイクとしての実力も兼ね添えているので、多少の自己主張は納得がいくものでしょう。

隼の試乗インプレッション

では、ここから、これまで隼に乗ってきて感じたことをインプレッションしていきますね。

前期型の隼のエンジン特性

まずはエンジン特性から。

前期型の隼のエンジンは独特です。いわゆる滑らかではなく、どちらかというと「ドンツキ」がある感じ。

これは前期型の隼の特性らしいですが、何というか少しアクセルを回しただけなのに体は残ったままでバイクだけが飛んでいってしまいそうになります。

また、エンジンブレーキも思った以上にあるので体が前のめりになることもあります(汗)。少しだけクセがあるバイクです。

これはつまり、アクセルワークとバイクの反応が少しずれている感じがするってこと。

前期型の隼は良くいえば面白いバイクですが、悪くいえば少々練習が必要なバイクだと言えます(まぁ、すぐに慣れるけど)。

ブレーキフィーリング

これまで隼を乗ってきての感想ですが、前期型の隼のブレーキは効きが弱いと感じます。

ガツンと効いてロックがかかるような感じではなく、ジワって効いていくる感じ。なので、この辺はブレーキチューニングをする方がいいと思います。

ギア・ミッション

隼のミッションのフィーリングはかなりのインパクトがあります。というのも1速で「ガチャコン」というようなフィーリングがあるのです。

ギア入れの際、車のようなスムーズさはありませんが、でも嫌いではないフィーリングです。

なお、隼のミッションはギア抜けがたまにあります。これは私の隼だけかと思ったのですが、ネット上を見るとどうやら他にもあるみたい(多数)。前期型の隼はギア抜けがおきるようです。

なお、私の隼は5速と6速の間でギア抜けがあります。

クラッチレバーの重さ

隼はギア車なので、クラッチがついています。

バイクによってはこのクラッチが重い車種もありますが、隼に限ってはそれほど重く感じません。女性でも十分に扱えるレベルだと思います。

車重について

隼の車重は「約260kg」です。なので、かなり重い。

そんな重さなのですから、さぞ運転も大変かと思いきや、その期待は完全に裏切られます。

というのは、ひとたび隼のアクセルを回せば、260kgの車重はほとんど感じないからです。逆に、軽くすら感じます。

つまり、運転中の隼は車重をあまり感じない、乗りやすいバイクです。

隼の取り回しについて

結論から言いましょう。

隼の取り回しはかなり「重い」です。何と言っても、車体重量が約260kgもあるのですから、重いのは当たり前。

まあ、ちょっとしたコツで取り回しも楽にはなるのですが、でも、立ちゴケしたら厄介なバイクなのは確かです。引き起こすのに、かなり苦労するでしょう。

幸いにも、私はまだ隼で立ちゴケしたことないので、その辺の苦労はわかりませんが(知りたくもないけど)。腕力や脚力がない方には向いていないバイクかもしれません。

隼に乗るには、日々の筋トレは必要でしょうね(笑)

隼のエンジン熱について

隼は大型バイクです。しかもカウル付き。そのためか、エンジンからの熱はハンパないです。

とくに夏場の熱はすごい。エンジンの熱が足に伝わるのはもちろんのこと、ラジエターフィンからの熱風も見事に浴びます。

さらに、長時間、隼に跨ってれば、フレームが熱くなり、お股が熱くなります。なので、隼でツーリングする場合、適宜の休憩は必要でしょう。

なお、隼で渋滞にハマるっていうのはもってのほか。渋滞した道に出くわしたのなら、少し休憩するか他の道を選択した方がいいです。でないと、隼も人もオーバーヒートしてしまうかもしれませんので注意すべきですね。

高速走行について

隼での高速走行はもう抜群です。文句ひとつありません。パワーといい、アクセルのレスポンスといい、カウルの空力特性といい、申し分のないバイクです。

隼は高速走行でそのポテンシャルを発揮するバイクなので、最高速を考えるなら、隼一択というのが私の意見です。

その他のインプレッション

さて、ここからは別の視点でインプレッションしてみましょう。

隼の燃費

隼は大型バイクなので燃費を気にしている人は多いと思います。結論からいえば、隼の燃費は普通です(個人的にはいい方だと思います)。

公式のカタログ値では、隼の燃費はリッター28キロとなっていますが、実際に乗ってみると街乗りでリッター17キロ〜20キロくらいですね。

高速道路などを頻繁に使用して、時速60キロ以上で走ったのなら、もっと燃費はよくなると思いますが。まあ、大型バイクなので、リッター17キロ〜20キロの燃費は普通でしょう。

隼のメンテナンス性

隼はご存知の通り、フルカウルのバイクです。なので、少々、メンテナンスがやりにくいバイクだといえます。

例えば、エンジンオイルとオイルフィルターの交換の場合、片側のカウルを外さないといけません。エンジンオイルだけならカウルを外さなくても交換できるのですが、オイルフィルターの交換ともなれば片側(右)のカウルを外す作業は必要dす。そのため、作業時間がネイキッドよりもかかってしまいます。

とはいえ、前期型の隼は現行型の隼に比べてカウルのデザインが違うため、メンテナンスがしやすい構造になっています。メンテナンス性を考えるなら、現行型の隼より前期型の隼はいい選択となるでしょう。

隼は自然の風景とよく似合う

隼のフォルムは、曲線であり流動的で美しい。

そのデザインは見るものを釘付けにしまう(多分)。まあ、「隼」という文字が女子にはウケないようですが、しかし、フォルムはバイクの中でも群を抜いていると思います。

で、その隼のデザインが自然の風景とよく似合うのです。

自然をバックに隼を写真撮影でもしたら、いい写真が必ず撮れるのは間違いなし。いやホント、間違いない。隼はそれだけ絵になりますし、インスタ映えもできるバイクなのです。

隼はツーリングだけじゃなく、見た目でも楽しめるバイクだということですね。

まとめ

さて、前期型の隼のインプレッションをしてみましたが、いかがでしたか。

バイクに乗っていなくても隼というバイクを知っている人は多いです。その理由はやはり、美しい外観とインパクトのある性能があるからでしょう。

存在感たっぷりの外観と、世界ギネスにも載った経歴は、いまだに国内外で魅了されつづけています。

隼は、見て良し、乗ってよし、写真撮影してもよし、そんなバイクですね。

もし、このブログを読んでいるあなたが「隼に乗りたいかも」と頭をよぎったのなら、迷わず乗ってみるといいです。きっと後悔はしないはずなので。

最近は、レンタルバイクでも隼に乗ることができますので、一度は体験することをお勧めします。

なお、以下の動画では僕の隼を紹介しております。
お時間があるときにでもご視聴をば。