先日、隼のオイル交換を実施した。今回はいつものオイル交換に加えて、オイルフィルターの交換、そしてエンジンフラッシングまでやってみることにした。
今回、使う予定だったのはエクスターR9000。だけど、在庫切れ。仕方なく代わりにワコーズのトリプルRを選択した。これも悪くはないオイルだけど、エクスターR9000を使うつもりでいたので少し残念。でも、せっかくのメンテナンスだからしっかりやることにした。
今回の走行距離(メーター表示)は、31,430km。

エンジンフラッシングは、普通の洗浄目的のものではなく、エンジン内部の水分を取り除くタイプのものを使用。冬場はエンジン内部が結露しやすいから、ちょっと試してみたかった。沖縄とはいえ、朝晩の温度差があると結露は避けられない。エンジンオイルの中に水分が入ると、エンジンの寿命にも影響するから気になっていた。今回のフラッシングでどれくらい効果があるのか、しばらく様子を見てみることにする。
オイル交換自体は、特にトラブルもなく無事終了。フィルターも新しくしたことで、オイルの循環もよりスムーズになったはず。作業が終わったら、試しに少し走らせてみた。
今回の隼 オイル交換は以下の動画でも解説しています。この記事と合わせてご覧ください。
隼 オイル交換後の走りの変化
エンジンをかけると、なんとなく音が静かになったような気がする。回転の上がり方もスムーズで、シフトチェンジの感触も軽い。やっぱり新しいオイルにすると違いが分かる。
走り出してみると、明らかにエンジンが軽くなった。特に低速域でのレスポンスが良くなった感じがする。スロットルを軽く開けるだけで、スッと前に出る感覚。フラッシングの効果なのか、フィルター交換の影響なのか、はたまたトリプルRの特性なのかは分からない。でも、間違いなく交換前よりもいい。
いつものルートを軽く流してみる。ストレートで少しスロットルを開けると、エンジンが気持ちよく吹け上がる。滑らかに回転が上がっていく感覚は、まるでエンジンが若返ったようだ。
信号待ちでアイドリングの音を聞いてみると、以前よりも安定している。エンジンフラッシングの効果が出ているのかもしれない。やはりエンジン内部に余計なものが溜まっていたのだろうか。定期的なメンテナンスの大切さを改めて実感した。