この記事では、隼のフロントフェンダーの加工方法について解説しています。以下の動画でも詳しくご覧いただけますが、文章ではより細かくを伝えていますので、ぜひお読みください。
隼のフロントフェンダーを手軽に取り外せるようにしたいと思ったことはありませんか?この記事では、フロントフェンダーを加工することで、簡単に取り外しができるようになる方法を詳しく解説します。特にフォークやインナーチューブの清掃や錆止めをしたいライダーにとって、手間を減らしながら整備の効率を高めるアイデアです。初心者でも安心して作業できるよう、必要な道具から加工手順、注意点までしっかりお伝えします。
なぜ、フェンダーを加工するのか
隼はその高性能と美しいデザインで多くのライダーを魅了していますが、メンテナンス性に少し手間がかかることも事実です。特にフロントフェンダーは取り外すのに工程(キャリパーやタイヤを外す)が多く、苦労します。
僕が隼のフェンダーを加工することにした主な理由は以下の2点です。
- フォークやインナーチューブの錆止めや清掃をしたい
- 手軽にフェンダーを取り外したい
1. フォークやインナーチューブの錆止めや清掃をしたい
隼のフロントフォークやインナーチューブは、隼の性能を保つうえで非常に重要なパーツです。これらを適切にメンテナンスや清掃することで、寿命を延ばし安全性を高めることができます。フェンダーを簡単に取り外すことができれば、日常的な清掃やメンテナンスが非常に楽になります。
2. 手軽にフェンダーを取り外したい
標準の状態だと、隼のフェンダーを取り外すには時間がかかりすぎます。通常、フェンダーを外すためには、まず、キャリパーを外し、次にタイヤを外します。そこで、ようやくフェンダーを外すことができます。つまり、フェンダーを外すために、無駄に2つのパーツを外さなければいけないわけです。ツーリング後や雨天走行後にすぐ清掃したい場合がありますが、スムーズに作業できるようにしたいと思い、フェンダーの加工を決意しました。
隼フロントフェンダーの加工方法
隼のフロントフェンダーの加工は簡単にできますが、丁寧に行うことで安全に作業が進められます。この記事では、必要な道具と加工手順を詳しく説明します。作業時間は1時間程度が目安です。
必要な道具
フェンダーの加工には以下の道具が必要です。事前にすべて揃えておきましょう。
- 電動ドリル
- 金属用ドリルビット(リベット破壊用)
- マスキングテープ(フェンダー保護用)
- 軍手(安全対策用)
- ウエス(清掃用)
加工手順

隼のフロントフェンダーの加工方法は以下の手順です。
1. 準備:フェンダー周りの清掃と保護
作業前にフェンダー周りの汚れを軽く清掃し、マスキングテープで周囲を保護します。これにより、作業中に傷が付くのを防げます。
2. ブレーキクランプを外す
隼のフロントフェンダーはブレーキクランプで固定されています。このクランプを取り外すには、リベットを破壊する必要があります。
3. 電動ドリルを使用してリベットを破壊
リベットの中央にドリルビットを当て、慎重に削ります。このとき、力を入れすぎないよう注意してください。リベットが削れたら、クランプが外れます。
4. フェンダーの取り外し
クランプが外れたら、6本のボルトを外し、フェンダーを持ち上げて取り外します。この際、フェンダー本体や周囲のパーツに傷がつかないよう丁寧に扱いましょう。
加工の注意点
フェンダーを傷つけないようにする
電動ドリルを使用する際、フェンダーや周囲のパーツに傷をつけないよう慎重に作業してください。マスキングテープで保護することを忘れずに。
安全対策を徹底する
軍手や保護メガネを着用し、作業中のケガを防ぎましょう。特にドリル作業中は手が滑りやすいので注意が必要です。
必要に応じて予備パーツを用意する
作業に失敗した場合に備え、予備のリベットやクランプを用意しておくと安心です。
まとめ
今回の加工により、隼のフロントフェンダーを簡単に取り外せるようになりました。これにより、フォークやインナーチューブの清掃や錆止め作業が効率的に行えます。
作業自体は比較的簡単ですが、丁寧な準備と注意が必要です。この方法を実践することで、隼のメンテナンスがより快適になります。ぜひ参考にして、愛車の状態をベストに保ってください!