隼のフロントフォークを錆防止する方法

YouTubeで見たい方はこちら

RYUKYU RIDERです。

隼のフロントフォークの錆防止を実施しました。ここのメンテナンスは個人的にぜったい外せない箇所です。なぜなら、フロントフォークの表面が錆びるとフォークのブーツを破損してしまいオイル漏れを引き起こしてしまうからです。そうならない為にも日頃からフォークの錆防止を適宜にするようにしています。

そんなわけで今回は、隼のフロントフォークを錆防止をする方法を紹介したいと思います。

隼のフロントフォークを錆防止するケミカル

隼のフロントフォークを錆防止する方法はとても簡単です。それは、ケミカルを使用するだけです。で、そのケミカルなのですが、お勧めは以下の2つがあります。

MOTOREX サビプロテクトスプレー
MOTOREX サビプロテクトスプレー
ワコーズ シリコーンルブリカント
ワコーズ シリコーンルブリカント

この「MOTOREX サビプロテクトスプレー」と「ワコーズ シリコーンルブリカント」は隼のフロントフォークに油膜をはってくれるので錆を防止することができます。

一応、それぞれの特徴を説明しますと。

「MOTOREX サビプロテクトスプレー」はオイルでできているスプレーです。金属類の表面に薄い油膜をはってくれるので錆防止になるだけじゃなく、汚れもつきにくいので、メンテナンス頻度が少ない箇所には最適なケミカルといえます。ちなみに、今回はフロントフォークに使用しておりますが、ボルト類の頭や金属のステーなど、放置していたら錆びるであろう箇所には全て使えるケミカルです。金属類のすべてに使用できるケミカルということですね。

一方、「ワコーズ シリコーンルブリカント」はシリコンスプレーです。シリコンですので金属だけじゃなくゴム類や樹脂にも使えるケミカルす。ワコーズ シリコーンルブリカントが他のシリコンスプレーと違うところは、なんと樹脂の酸化防止にも役立つということ。しかも、色あせた樹脂にワコーズ シリコーンルブリカントを吹きかけて拭くと、ツヤが戻ったりもします。ワコーズ シリコーンルブリカントはとても優れたシリコンスプレーといえます。
↓↓
ワコーズ SL シリコーンルブリカント シリコーン系潤滑スプレー 420ml

さて、これら2つとも特徴が少し違いますよね。オイルスプレーかシリコンスプレーか、になるのですが、隼のフロントフォークへはお好みで使ってもいいと思います。ちなみにぼくは2つのケミカルを交互に使っています。

基本的にはフロントフォークの表面に油膜をはれば錆防止になるので、他社のケミカルでもいいと思います。が、今回は実際に使ってみていいと感じたものを紹介しました。

隼のフロントフォークを錆防止する手順

さて、隼のフロントフォークを錆防止する手順を解説します。

手順は以下の通りです。

  1. フロントフェンダーを外す
  2. ウエスでフロントフォークの汚れを拭きとる
  3. ディスクローターを保護する
  4. ケミカルをフロントフォークに吹き付ける
  5. フロントフェンダーをもとに戻す

以下、画像付きで解説します。

隼のフロントフォークを錆防止するためにフロントフェンダーを取ります。
手順1:フロントフェンダーを外します(フロントフェンダーを外すには事前に加工が必要です。加工方法は別記事の「隼のフロントフェンダー加工」を参考にしてください)。
ウエスで隼のフロントフォークの汚れを拭きとる
手順2:ウエスでフロントフォークの汚れを拭きとります。
ディスクローターをメンテナンスペーパーで保護します。
手順3:ディスクローターをメンテナンスペーパーで保護します(段ボールでも可)。
今回はMOTOREX サビプロテクトスプレーを使用します。
手順4:今回使用するケミカルは「MOTOREX サビプロテクトスプレー」です。
ケミカルを吹き付けながら指で伸ばします。
手順4−1:ケミカルを吹き付けながら指で伸ばします。

以上で、隼のフロントフォークの錆防止は終了です。

あとは逆手順でもとに戻すだけです。

フロントフォークを錆防止する頻度

フロントフォークを錆防止する頻度は決まっておりません。が、できれば月1くらいのペースで行うのがいいでしょう。

とくに海が近い地域では塩害があるので錆防止の頻度は多い方がいいと思います。沖縄住みであるぼくは2週間に1回のペースでフロントフォークの錆防止をしております。

この頻度が正しいかどうかは知りませんが、まぁ参考にしてください。

まとめ:

さて、まとめます。

フロントフォークを錆防止する処理はバイク乗りには必須の作業です。こまめにメンテナンスしないとフォークが錆びてしまい、下手したらフォークからオイル漏れを引き起こすかもしれないので、適宜の錆防止はしておきましょう。

では、また。