前期GSX1300R隼をお勧めする6つの理由

前期GSX1300R隼をお勧めする6つの理由 GSX1300R隼

RYUKYU RIDERです。

隼は前期と後期に分けられるのですが、僕は前期型の隼に乗っています。前期型の隼を選んでいる理由はただ好きだからでありまして、もし誰かに隼を勧めるなら、やはり前期型の隼をおすすめします。

なぜ、二代目の隼じゃなくて前期型の隼なのか。その理由をこれからお話ししましょう。

理由1:前期型の隼は安い

隼はパワフルで、頑丈で、壊れにくい上にとても扱いやすく、そしてスポーツ走行もできるバイクです。そんな良いことずくめの隼ですが、前期型の隼は二代目の隼と比べて価格が安いです。

前期型の隼の中古価格は、おおよそ「40万 〜 50万円」ほど(2018年時)。ちょっと値段の幅はあるけれど、前期の隼は平均して40万ほどで買えるバイクです。

僕が買った当時は、程度の良さもあって80万円を超えてましたが、今はとってもリーズナブルになっています。一方、二代目の隼はというと「90万円 〜 130万円」くらいします。

2008年式の後期隼でも100万円を越えるものもありますから、二代目の隼は少し高いと思いますね。

こだわりがなければ、そして、安くて頑丈で壊れないバイクがいいなら前期型に隼はおすすめです。逆に、前期型が好きという拘りがあるなら、なおのこと前期型の隼がおすすめです(笑)

理由2:大型バイクの練習になる

隼は大型バイクの部類に入りますが、大型バイクの中でもかなり大きめのバイクだと言えます。なので、はじめて隼に乗った方は少し気負いするかもしれませんし、隼はフルカウルのバイクなので立ちゴなども心配になるかもしれません。

仮に立ちゴケでもしようものなら、ショックはかなり大きいですよね。これが新車の隼なら精神的ダメージは計り知れません。

しかし、中古の隼ならそのショックは半減するかもしれません(多分)。ですから、大型バイクの練習をするという意味で、前期型の隼はいいと思います。

ただ、いちど前期型の隼に乗ったら、そのクォリティーの高さに、もう他のバイクには乗れない、乗りたくないと思うかもしれません。なので、その辺は覚悟してください。

理由3:前期型の隼はメンテナンスしやすい

前期型の隼はカウル付きのバイクですが、カウルが外しやすく、メンテナンスしやすいバイクです。そのため、オイル交換やフィルター交換なども簡単にできます。

一方、二代目の隼はそうはいきません。二代目の隼はカウルが二重構造になっており、しかもフックで装着されているので脱着するのが面倒です。オイル交換やカウルを外すメンテナンスにはかなりの時間がかかってしまいます。

二代目の隼のオイル交換をバイクショップに頼もうものなら、嫌な顔をされることがまぁまぁあります(たまに前期型の隼でもあるけど)。そのくらい、二代目の隼のカウル外しは面倒くさいのです。

メンテナンス性を考慮するなら、前期型の隼はおすすめです。

理由4:カスタムやメンテナンスにお金が使える

前期型の隼は二代目の隼に比べて安いので、その分、カスタムやメンテナンスにお金をかけることができます。

例えば、社外マフラーやグリップの良いタイヤ、ギア(ヘルメット、ジャケット、グローブ、ブーツなど)、アクションカム、インカム、県外のツーリング代など、車体以外にお金を使えることができます。

これが二代目の隼だとちょっと厳しい。そもそも車両価格が高いからカスタムまで手が回せなくなる可能性もありますし、仮に頑張ってカスタムしたとしても、バイク代と合わせると軽く200万円は越えることになるでしょう。

さらに隼は、維持費やメンテナンス代にお金がかかるバイクです。ガソリンはハイオクだし、タイヤ代も高いし、オイルも結構な値段がします。なので、無理に二代目の隼を買うよりも程度のいい前期型の隼を買った方が、カスタムやメンテナンス、その他もろもろにお金をかけられるので、個人的におすすめです。

が、「二代目の隼が好きだ!」というなら、ちょっとは無理して買ってもいいかなとも思います。やはり好きなバイクに乗る方が一番いいですからね。

理由5:前期といえど「隼」には貫禄がある

前期型の隼といえど貫禄はしっかりとあります。

しかも、隼はどこに行っても存在感があり、一目置かれるバイクです。バイクが好きな人でも、そうでない人でも、目を引くバイクなのは間違ありません。

理由6:変な電子装置がついていない

前期型の隼には変な電子装置がついておりません。

例えば、二代目の隼には「S-DMS」というスズキ・ドライブモード・セレクターがついています。

これは3つのモードがあって、ドライブレスポンスを変えることができる装置らしいのですが、正直、必要のない装置だと思います。

ヘタに電子装置がついてれば故障の原因にもなります。バイクは、なるべくシンプルな方がいいというのが僕の意見でして、前期型の隼はそのシンプルなバイクのひとつであります。

まとめ

以上、個人的な偏見と見解が満載の記事を書きましたが(笑)、いかがだったでしょうか。

隼は前期、後期と分かれているから、どうしても新しい二代目に目がいってしまいがちですが。しかし、前期の隼にも良いところがたくさんあるのでオススメした次第です。

なんでもかんでも、新しいバイクが良いというわけではないのですから、単純に「隼に乗りたい」というなら、前期型の隼でもいいのではないでしょうか。

逆に、二代目の隼がいい、というなら、やはり好きなバイクを選んで乗るべきでしょう。基本、前期の隼と後期の隼の違いは些細なことなので、あとは好みによると思います。

なお、前期型の隼のインプレッションについては、こちらの記事「前期GSX1300R隼のインプレッション」に書きましたので、よかったらご一読を。